ここ最近、筋トレに取り組む女性の間で急速に人気を高めている成分がHMBです。 元々は本気で筋トレをしている男性やアスリートの間で、注目されている成分でしたが、情報に敏感な筋トレをしている女性の間でも広がり始めました。 では、本当に女性にもHMBは必要なのでしょうか? その選び方も含めて、ランキング形式にまとめました。
女性向けHMBのオススメランキングをつくりました
HMBって、そもそも何?
HMBはBCAAの1つ、ロイシンが体内で代謝されてつくられる成分です。 BCAAは分岐鎖アミノ酸とも呼ばれ、バリン、ロイシン、イソロイシンの3つのことを指します。 いずれも運動中の筋肉に欠かせない成分で、重要なアミノ酸(タンパク質)と考えられています。
HMBの働きは?
HMBには筋肉に対して以下の働きを持っています。
- 筋肉の減少を抑える
- 筋肉の回復の促進
- 筋肉量の増加
つまり、筋肉を維持するのにも、増やすのにも欠かせない成分ということです。
HMBの必要量は?
HMBの推奨摂取量の目安は、1日大体1,000mg~3,000mg前後です。 食事からでもとることはできますが、ロイシンから体内でHMBに代謝されるのは5%ほどなのでサプリメントを使うと効率よく摂取できるでしょう。
HMBを飲むタイミングは?
HMBは、空腹時や食間のタイミングで、1回にまとめてではなく、1日数回に分けて飲むことをオススメします。
特に筋トレで壊れた筋肉を修復させる成長ホルモンが分泌されるタイミングに合わせるとよいです。 HMBは吸収が早く、飲んでから2時間ほどで体内ピークになるため、筋トレの30分ほど前から、筋トレ直後の服用がベストでしょう。
なお、HMBと一緒にプロテインなどのタンパク質も補給すると筋トレの効果をより期待できます。
HMBサプリの選び方
国産と外国産がある
HMBサプリは鶏肉を原料にして作られます。 そして、外国産はHMβなど一部のブランド原料を除いて、国産より価格が安いです。
一方、国産は原料が高いためHMBサプリも高くなりがちですが、外国産は精製技術が劣り、不純物の割合が多いこともあります。 不純物の割合が多いと、パッケージに記載されている通りの量が摂取できていないこともあるので、注意が必要です。
男性向けと女性向けに違いはない
HMBは比較的近年注目されるようになった成分で、合わせてとるとよいとされる成分はまだ見つかっていないようです。 また、体内で男女差があるというデータも発表されていません。
錠剤のサイズがいろいろ
HMBサプリはHMBカルシウムという顆粒でつくられています。 HMB+カルシウムなので、1日の推奨摂取量1,000~3,000mgを摂取しようと思うと、かなりの量をとらなければなりません。 錠数が多くなる、または1錠(あるいはカプセル)あたりが大きくなることもあるので、どちらが自分に合っているか考えてから選ぶようにしましょう。
おすすめHMBサプリランキング
HMBパワーブースト
1粒あたり86%がHMBと、純度の高さが特徴です。 余計なものがほとんど入っていないので、安心して飲むことができます。 純度が高いので、12粒で1日に必要な量、HMB3,000mgをとることができるのも嬉しいです。 ちなみに、モンドセレクション金賞受賞しています。
HMBタブレット(協和食研)
国産のHMB原料を使っているので、安心です。 成分のうち、60%以上がお腹に優しい低刺激性ジペプチド、トリペプチドなので、お腹の調子が気になる方にもオススメです。
マッスルビューティ―HMB(フィールドオブドリームス)
総合格闘技団体RIZINが公認しているように、プロアスリートも認めています。 HMB以外にも、「クレアチン」「発酵グルコサミン」「クラチャダイム」を配合しているので、バランスよく体づくりをサポートしてくれるでしょう。 女性らしい、品のあるパッケージデザインなのも嬉しいですね。
まとめ
- 筋肉の再生を促進するので、HMBとプロテインなど筋肉の原料となるものと飲み合わせるとよい
- どれくらいHMBがとれるか含有量を必ずチェックする
- 錠剤のサイズなど自分が飲みやすいと感じるものを選ぶ