筋トレダイエットの成功は、食事での栄養のとり方が鍵を握ります。 しっかりと食事をしているつもりでも、栄養バランスやタイミングを間違うと効果も失ってしまいかねません。 筋トレダイエット中の食事の注意点、効果的な栄養素のとり方を身につけましょう。
目次
ドカ食いせず、バランスよく
筋トレ中は、筋肉の元になるタンパク質、筋肉の合成を助ける働きを持つビタミンやミネラルをとることが重要です。 これらの栄養素をきちんととらないと、筋トレの効果が出にくいばかりか、ケガや疲労感の原因にもなります。
さらに、まとめてとるのではなく、常に必要な量が体に入るよう、適正なタイミングでとっていくのがポイントです。 なぜなら、1度の食事で体が吸収できる栄養素の量は決まっているからです。 運動量に合わせて1日の中で定期的に栄養素をとれるよう意識しましょう。
1日の中でも、朝、昼、夕食のバランスを見直す
筋トレ中に必要な栄養素を確保するにはまず、食事のバランスを見直すことが大切です。 1日3食の食事それぞれで、タンパク質やビタミン、ミネラルをとることを目指しましょう。とは言え、仕事や家事などで忙しく、難しいことも多いのではないでしょうか? 仕事が終わってゆっくり食事の時間が取りやすい夕食に栄養素が偏りがちのケースもあるでしょう。
たとえば朝食や昼食をパンで済ましている場合は、野菜の入ったおかずパンにする、サラダやフルーツを足すなどしてみてはいかがでしょうか?
筋トレ後は、タンパク質の補給を忘れずに
三食で栄養素をバランスよくとるのに加えて、筋トレ後は特にタンパク質の補給が大事です。 筋トレ後30分以内にタンパク質を補給すると、傷ついた筋肉を修復しようと効率的に体に吸収されます。 結果、筋トレの効果が出やすいです。
逆にこのタイミングに体内のタンパク質が不足すると、筋肉からタンパク質の成分が溶け出してしまい、筋肉をつけるどころか壊してしまいかねません。 筋トレ後30分以内のタンパク質摂取は、必須と心得てください。
筋トレ後30分以内に食事をとるのが難しい場合は、手軽なプロテインで必要最低限のタンパク質を補給し、その後ゆっくり食事をするという手もあります。 プロテインをとることで、筋トレでお腹が減った後でもドカ食いを防げます。 カロリーコントロールをしながらのプロテイン補給で効率的に筋トレダイエットを進めたいですね。
ビタミンやミネラルも筋トレダイエット中は忘れず
筋トレ中に意識的にとりたいミネラルの一つに亜鉛があります。 亜鉛は筋肉を作るのに必要な成分ですが、汗などで失いやすいです。 ですので、筋トレ中は普段よりも多くとる必要があります。
筋トレ中の女性にとってもう一つ大切な成分が鉄分です。 鉄分は体内の酸素供給に大きく関わる成分ですが、筋肉が増えると酸素を供給するための鉄分もさらに必要になります。 鉄分の不足は疲れや貧血の原因にもなるので、筋トレ中は意識して鉄分をとりましょう。
せっかく筋トレでついた筋肉を維持するためにも、サプリメントを上手に利用しながら、栄養不足にだけは気をつけたいものです。
健康的な痩せ方を目指しましょう
痩せたい、綺麗でいたいというのは女性であれば自然の感情です。 しかし、痩せることばかりを意識して健康を失っては元も子もありません。
今は、スーパーモデルでさえ痩せすぎはダメな時代です。 筋肉は減らさず、脂肪を減らし、リバンドしにくい健康的な体を目指しましょう。
まとめ
- タンパク質、ビタミン、ミネラルを偏ることなく、毎回の食事でとれるようにする
- 3度の食事と、筋トレ30分以内の栄養摂取のバランスを見直す
- 特に筋トレ中に必要なタンパク質、鉄、亜鉛の補給には、手軽なプロテインやサプリを賢く使う